ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2004年10月18日

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C92 レストア作業2

ガソリンタンク塗装完了 今日は、用事があって、仕事を休んだのだけど、早く帰ることができたので、 あまり時間がなかったけど、作業。 長かったガソリンタンクの塗装が完了した。最後に、クリアを吹いて、乾かした もの。だいぶ見た目が良くなった。
塗装後のガソリンタンク
1箇所クリアが垂れたが、カバーをするので気にしないことにした。塗装する作業、 結構長い道のりだった。あとは、中の錆を取らなければ。
塗装後のガソリンタンク2
感じをつかむため、車体に載せてみた。これだけ妙に新しく見えるが、結構良い 感じに仕上がった。
ガソリンタンクを車体に載せた

前輪ブレーキの交換 前輪ブレーキ、シューもライニングも減っていたので、2号車のものを使おうと 引っ張り出してきた。で、良く見ると、ブレーキのアームにバネの針金がついて いた。これは、標準装着品なのだろうか…。某所の3号車は、ついていなかった ので、謎。
ブレーキアームに架かるバネ
ブレーキを押さえるトルクロッド(って言うのかな?)を支えるボルトを外したの だけど、ネジが取れない。裏側から見ると、食い込んでいた。違うサイズのネジ なのだろうか、それとも無理やり回したのだろうか。今となっては、不明。
食い込んだネジ
しょうがないので、フォーク側(フォークじゃないけど)のネジを外した。さらに 軸棒を抜いて、前輪を外す。
フォーク側のネジを外したところ
前輪を外した。センタースタンドがあるけど、シーソー式になっていないので、 前輪が沈む。なんだか、とっても不思議な姿だ。
前輪を外したところ
ブレーキシューを取り出してみた。…。酷い状態。シューの残りも少なく、ほとんど 同じぐらいなので、交換には使えない。
ブレーキシュー
ドラム側もかなり汚れている。この白い色をしたのは、腐食しているのだろうか。 これも、再利用は無理かな。
ブレーキドラム
念のため、ライニングの減り具合を見てみた。やはり、おなじぐらいに減って いるので、交換用には使えない。
ライニング
全く使い物にならないことが判明したので、何事もなかったように、ブレーキを元に 戻して、そっと組み直した。 結局、ワイヤーが余る問題は、ブレーキアームの角度を変えることで対処した。歯を 2つ分、外側に開いた。
ブレーキアーム

燃料コックに蓋をする ガソリンタンクの塗装が終わったので、ガソリンタンク内部の錆をとることにする。 錆び取り剤を注入するので、燃料コックの穴を塞がなければならない。そこで、 2mm 厚のアルミ板と、2mm 厚のゴム板を買ってきた。
アルミ板とゴム板
アルミ板、最初は金ノコで切っていたのだけど、面倒になったので、グラインダーで カットした。あっという間に切れたけど、切断面をやすりで綺麗にする作業に 時間がかかってしまった。 紙と鉛筆を使って、穴の位置を紙に写して、この紙を元に、穴を開ける位置を 決める。
穴の位置を写したところ
紙を元に穴を開けたところ。ドリルで穴をあけたのだけれど、ゴムの板も問題なく ドリルで穴あけできた。 ネジを出して、穴の位置を確認しているときに気がついた。ネジに山が切っていない ところが 1cm あって、これよりも厚くしないと止まらないのである。さらに、 JIS ネジなので、短いネジを入手するのも困難だし。
穴あけ完了
アルミ板をさらに3枚カットして、穴あけを行い、アルミ板 2mm × 4 + ゴム板 2mm で 10mm の厚さにした。で、さらに問題は、ネジが2本しかないこと。残りの1本は 外すときに、回らなかったのでドリルで潰してしまったのである。
アルミ板とゴム板をつけたところ
ネジ1本をどうにかしなければなぁ…。

by Tatsuyoshi
since 2004