ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2008年11月11日

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GZ125HSと比較

比較
特に断りがない場合、写真左側は YBR125SP で右側は GZ125HS になる。
ステップ
YBR125SP GZ125HS まずは、ステップ。GZ125HS のステップは可倒式、YBR125SP は固定で、これは GZ125HS に軍配が上がる。
マフラー
YBR125SP GZ125HS YBR125SP の方が長く、ガードも付いている。GZ125HS はシンプルで良いのだけど、 私の好みは YBR125SP かな。
エンジンガード
YBR125SP GZ125HS (YBR125SP の写真は公安型) GZ125HS にはエンジンガードが付いている。単純に言えば、GZ125HS の方に軍配が あがるのだけど、大きくて取り付け位置が高い。もう少し小さくて、低い位置に 付けてくれれば申し分ない。YBR125SP は、YBR125 用だが EU でエンジンガードの アクセサリが存在し、輸入している業者もある。YBR125SP にも付くと思われるが、 私の好み的にはこのぐらいの大きさ。他にも公安型のエンジンガードがあるが、 これは入手できるか全く不明である。
サイドケース
YBR125SP GZ125HS どちらもサイドケースが付いている。形状的には GZ125HS の方が好みだが、別に 気になるほどでもない。容量的なデータが欲しいのだが、見つからなかった。
リアキャリア
YBR125SP GZ125HS どちらもシーシバーがあるが、その後にキャリアがあるかの違いがある。通勤等で 使う場合、どうしてもヘルメットが邪魔になる。そういった場合、リアボックスを キャリアに付けることになる。そうすると、GZ125HS ではボックスを付けることが できないので、かなり不利である。しかし、道がないわけでもない。GZ125HS には 兄弟車がいて、GZ150 という車種がある。多分、フレームが同じだと思われる GZ150 には標準でキャリア付きシーシバー(ちょっと弱そうだけど)が付いている。 入手性は不明だがなんとかなる可能性もある。
ホイール
YBR125SP GZ125HS ホイールは好みの分かれるものだが、私はキャストホイール+チューブレスの タイヤが好みである。理由は掃除がしやく、簡単なパンクの修理なら自分でできる ため。写真の GZ125HS はホイールがスポークだが、2008年ぐらいからキャスト ホイール+チューブレスタイヤになったようである。YBR125SP はキャストホールに チューブタイヤの組み合わせ。私にとっては、一気に形勢逆転した感じである。
メーター
YBR125SP GZ125HS メーター周りの最大の違いは、タコメーターがあるかどうか。YBR125SP には、 速度メーターと同じ大きさのタコメータが装備されている。GZ125HS にはタコ メーターはないが、シフトポジションランプが付いている。個人的には、シフト ポジションランプよりもタコメーターの方がありがたい。
センタースタンド
YBR125SP GZ125HS GZ125HS にはセンタースタンドがない。特にオイル交換やチェーンの手入れを する際、センタースタンドがあるのとないのとでは、かなり整備性に影響する。 是非付けてもらいたいものである。
ハンドルロック
YBR125SP GZ125HS GZ125HS のハンドルロックは昔のバイクに良く採用されていた、鍵穴がメインの スイッチとは別にあるタイプである。タンク前のフレーム部分に鍵穴があり、 暗いところ等で鍵をするにはちょっと面倒である。逆に、盗まれにくいという メリットがあるかもしれないけど。
ポジション
YBR125SP GZ125HS GZ125HS の方がアメリカン寄りというか、足を前に投げ出すようなポジション、 YBR125SP は膝が曲がるポジション。スポーツライディングをするような場合では YBR125SP の方のポジションが体を支えやすい。どちらが楽かは、乗ってみないと わからない。
フロントナンバー
YBR125SP GZ125HS どうでも良い話であるが、中国ではフロントにもナンバーを付けなければならない らしく、その取り付け穴が存在する。YBR125SP では、右フロントフォークに沿って 斜めにつけるようになっており、フロントフォークに取り付け穴があるのが確認 できる。GZ125HS の場合は、フロントフェンダーの取り付け穴を使ってガイドが 取り付けられており、このガイドに取り付けるようになっている。ただ、GZ125HS のフロントナンバー取り付けガイドは、取り外し可能で、納車整備の際に外される ことが多い。もし必要であれば、購入時に店に相談する必要がある。
部品の入手性
どちらも中国製であるので、部品の入手には多少なりとも苦労することになる でしょう。しかし、GZ125HS はエンジン周りが GN125 と共通のため、互換性を うまく利用すれば、多少楽かもしれない。YBR125SP は、世界戦略車の YBR125 と 共通部品があり、ヤマハの web を使った部品在庫確認もできるので、どちらも 一長一短といったところか。
結局
個人的な評価は、キャストホイールの GZ125HS が出るまでは、YBR125SP の方が 上であった。GZ125HS がキャストホイール+チューブレスタイヤとなった今は、 甲乙付けられない状況。大きな部分で、リアキャリアかチューブレスタイヤ、 どちらを取るか、という感じである。ただ、GZ125HS を買うと手元のスズキ車が さらに増えてしまい、知識的に偏ったものになりかねない、と危惧もしている。 悩むところである。

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