ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2010年12月23日

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台湾に行ってきた その1

道路の様子
野暮用で、台湾に行ってきた。場所は台北市の中心部。話には聞いていたが、 スクーター天国で、右も左もスクーターだらけ。走っている数は、車よりも多く、 走りも結構荒い。 このスクーターだらけの道路を見て、最初は笑いが止まらなかった。スクーターを 見てニヤニヤしていたので、怪しい人に見えたかも。 スクーター天国
台北の中心は坂があまり無いので、もう少し自転車があっても良いと思うのだけど、 本当にスクーターだらけ。跨ぐタイプの MT 車も少なくて、見かけても業務用に 使っている古いものばかり。極たまに、Hayabusa なんかを見つけて、おぉ、と 感動してしまう。 スクーター
交差点では2段階左折が基本みたい。右側通行なので2段階で曲がる必要がある のは右折ではなく左折。みんな律儀にそれを守っていて、横断歩道の内側に2段階 左折用の停止位置が描かれている。 2段階左折
駅前の駐車スペースなんかは、スクーターだらけで圧巻。1台1台じっくりと 観察したい気分だけど、怪しい人に見られるのも困るので、遠巻きに見ていた。 メーカーで言うと、台湾のメーカー SYM と KYMCO が多い感じ。その後にヤマハが 続いて、ちょっと差があって PGO, スズキなんかが続く感じのように見えた。 駅前
店先のアーケードになっている場所もスクーターが駐車していて、街中はとても 車椅子が通れるような余裕がない。歩いていても、すれ違うのに大変な所がある ぐらいスクーターが駐車されている。 アーケード
このスクーターだらけの状況は、とても面白くて独自の文化だな、と感じた。 ベトナムなんかではカブタイプのモーターサイクルが多い話を聞くので、国民性 とかもあるのでしょう。

警察署の前
警察署の前を通りかかった。前の道路(というか、日本だったら歩道の場所)に、 ずらっと白い警察用のスクーターが並んでいた。その数30台以上。メーカは、 SYM, KYMCO, SUZUKI など、特にこだわってはないみたい。ニュージーランドの 白バイは BMW にこだわっているとは対照的。 白スクーター
道路にはナンバーがマーキングされており、そのナンバーの車両以外は駐める ことはできないみたい。

気になる日本車
車種を調べるために1日歩きたい気分だったが、そんな余裕もなく、片手間で 見つけた車種なんかを。 まずは、スズキのチョイノリ。周りのスクーターに比べると、小ささが際立つ。 チョイノリ
カワサキの Ninja 250R を見つけた。町で走っているのはほとんどが 150cc 以下の スクーターなので、150cc を超えるモーターサイクルは珍しい。150cc を超える モーターサイクルが台湾で走れるようになったのは、2002年のことらしく、車体も 税金も非常に高いので持っている人が少ないらしい。 Ninja 250R
スズキの雄獅125と書いてある車種を見つけた。見た感じスズキ伝統のキャブが クランクケース横に内蔵されている形で、2ストローク、ロータリーディスクバルブ なのでしょう。K125 とはエンジン形状が違うように見えるので、エンジンの元は 何だろう。 そして、ガラス戸の向こうを見ればわかるが、荷台には2本プロパンガスのボンベが 載る。スイングアームの左右には強化サイドスタンドも装備されていて、実用の ためのものとわかる。 雄獅125
他にも、ヤマハの SR125(150だったかも) や、カワサキの古い 125 の実用車、 スズキの車種不明な実用車などを見かけた。

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