ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2016年1月1日

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韓国に行ってきた

韓国ソウルにて
格安チケットが入ったので、年末恒例の弾丸ツアーに韓国ソウルに行ってきた。 2泊3日だったけど歩くことが多く、そこそこ自動二輪車を見たり写真を撮ったり した。 ソウルの様子 ソウルの様子 走っている自動二輪車の半分ぐらいが Daelim のものという他の国ではない環境で、 韓国ソウルの自動二輪車は思ったよりもアジアテイストが感じられた。
気になる日本車
街を歩いて、見かけた日本車を。韓国車を良く知らないし、あまり興味もない ので、ついつい日本車を撮ってしまう感じもあったけど。 まずは、スズキの BURGMAN を見つけた。これは 400 かな。名前の通り、日本で 販売しているものではなく、海外向けのもの。 BURGMAN BURGMAN CB125T があった。この後、何度か CB125T は見かけた。CB125T なのだけど、 単気筒っぽい。 CB125T CB125T 日本のメーカでは一番見かけたのは PCX で、見た感じ 125cc っぽい。アジアで PCX は強いな。 PCX PCX スクーターは良く走っていて、Cygnus も見かけた。スクーターは商用で使われるの ではなくて、ほとんどが個人が移動で使っているみたい。 YAMAHA CYGNUS-X YAMAHA CYGNUS-X 小さく見えるけど、ブレーキディスクがダブルだし、Virago 750 かな。マフラーは 変えてあるっぽい。 VIRAGO YAMAHA VIRAGO JA10 のカブがあった。Daelim の CITI だらけの場所では目立っていた。タイの カブにあったリアサスペンションの切り替えレバーは付いてなく。 HONDA CUB110 HONDA CUB110 警備会社の前にはヤマハの TRICITY が多く駐まっていた。警備会社以外の車体が 走っているの見たので、そこそこ売れているのかな。日本だとほとんど見かけない けれど。 YAMAHA TRICITY YAMAHA TRICITY 三輪は人気みたいで GYRO-X があった。日本と法律の差があるせいなのか、荷台に パッセンジャー用のシートが付けられていた。パッセンジャーはどこに足を置くの だろう。 HONDA GYRO-X HONDA GYRO-X GYRO-X 以外 50cc は見かけなかったので、日本のような自動車運転免許のおまけと いった制度はなさそう。大排気量は他のアジアの国に比べるとそこそこ見かけた。 日本ほどじゃないけど。写真は MT-07 で、汚い路地裏に駐まっていた。 YAMAHA MT-07 YAMAHA MT-07 日本車じゃないが、BMW の F800R がおいてあった。これ以外に BMW は見かけ なかった。 BMW F800R BMW F800R 他のアジアの国よりも日本車が走っている率は低かったが、韓国でもそこそこ 日本メーカの自動二輪車が走っていることがわかった。
改造車
朝歩いていると、見かけるほとんどの自動二輪車は Daelim の Citi ACE II で、 食材などの荷物を満載して配達していたりした。ディスクブレーキにキャスト ホイールが特徴で、エンジンはホンダの 110cc のコピー?らしい。 Citi ACE II Citi ACE II ソウルの市街地でも、大通りから1本入ると車が通れないような細い道があったり して、そんな場所で自動二輪車は活躍している。さらに荷物を多く積むため、 スイングアームを延長して、サスペンションを追加したような車体も見かけた。 スイングアーム延長 スイングアーム延長 荷物を積むための仕組みも他の国では見たことないようなもので、運転者の背中に 当たって窮屈そう。サイドスタンドもこの荷台の部分に付いていて、近くで観察 したら、パイプを差し込んで使うようになっていた。 荷物を積載 荷物を積載 自転車のような後輪のスタンドが付いていた。この車種は全く不明で、エンジンは ホンダのもの、タンクは Daelim の Solution のもの。エンジン前にエアクリーナが あったり、異径鉄筋でサブフレームを作っていたり、滅茶苦茶な感じだった。 車種不明 車種不明 これも Daelim のエンジンだけど怪しい感じ。エアクリーナがエンジン前だし、 メーターケーブルが付いてないし。何を積むのかわからないけど、サスペンション 3本は迫力あるな。 サスペンション3本 サスペンション3本 左右に補助輪が付いているような車体。駐めているときだけ使うものかと観察 してみたけど、ボルトでガッツリと固定されていた。チェーンがこれだけ長いと 外れやすそう。 補助輪付き 補助輪付き そして、自動二輪車に荷台を付けた三輪車を良く見かける。日本で言うところの 構造変更申請みたいなことはしているだろうか。 VS125 荷台 VS125 荷台 この三輪車のベース車種として良く見かけたのが Daelim の VF125 で、125cc で 良くこんなもの引っ張るなという感じ。屋根付きもあったりして、日本だったら 軽自動車を買うところだな。 VF125 荷台 VF125 荷台 Citi ACE II の三輪もあって、プロパンガスを満載しているのを見ると、速度は 60km とか出ないだろうなと思ったりした。 トラック 三輪トラック 日本でこんな改造したら、警察に止められるだろうなという車体が多くて、この 辺りの事情は東南アジアの国のようである。
公用車
公用車と読んで良いのかわからないが、見かけた行政サービスの自動二輪車と 自動車を。 まずは、郵便配達の自動二輪車。カラーリングが微妙に違っているけど、これも Daelim の Citi っぽい。それにしても、満載だな。 郵便配達車 郵便配達車 道路にあったのは Daelim の白バイ。ヘルメットは放置してあるし、車体も汚いし、 日本の白バイとは大違い。 白バイ 白バイ パトカーは何台か見かけたけど、全て HYUNDAI だった。前は Sonata で、後は Elantra かな。 パトカー パトカー この車は 119 と書いてあるので多分救急車。やっぱり HYUNDAI の車だった。 パトライトは変な緑色をしている。 救急車 救急車 救急車は英語でも書いて欲しいな。
販売店
街を歩いていたら小さな販売店というか修理屋を見つけた。夕方だったためか、 修理待ちで忙しそうだった。 修理屋 修理屋 壁にはヤマハや KYMCO, Daelim のラインナップ表が貼られていたので、販売も しているのでしょう。 ヤマハラインナップ表 ヤマハラインナップ表 棚にあった車種のカタログを眺めてみたけど、特に面白いものはなかった。
東南アジアな感じとか
商店街の中を携帯電話片手にタバコを吸いながらノーヘルで Citi を運転して いる姿を見かけたりして、韓国はヨーロッパやオーストラリア、日本などよりも 自動二輪車の運転に対する意識が少し低い国だなと感じた。そういった部分は 東南アジアのような雰囲気だけど、妙な形のキャリアだったり、荷台付き三輪 改造があったりと独自な進化もしている。今回は都会しか見なかったが、次回 機会があれば、地方での自動二輪車の使われ方を見てみたい。

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