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ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2005年1月9日

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ハードディスクをばらして強力磁石を取り出す

強力磁石 いわゆる、[マグチューン]をしたかったので、強力磁石が欲しくなった。そこで、 中古の安いハードディスクを購入した。これから磁石を取り出すことにした。
購入したハードディスク
強力磁石を使うと、水もおいしくなるらしいので、時間があったらそれを試そうと 思ったので、今回は、このハードディスクを4台購入した。

用意したハードディスク 今回用意したハードディスクは Quantum Fireball 1280AT である。もう少し 最近の製品の方が、強力な磁石が入っていると思われるのだが、最近の製品は 価格が高いし、壊れたものもなかったので仕方なくこのディスクを選んだ。
Fireball 1280AT
早速分解してみることにした。

分解 まずは、基板部分についているネジを外して、基板を取り外すことにした。
基板のネジを外したところ
実は、磁石を取り出すのにこの作業は不要であった。最初なので、とりあえず、 外した。結構すっきりした。
基板を外したところ
次は密封されている部分を外すため、蓋のネジを外した。しかし、コレだけでは 外れない。「剥がすと保証がなくなるよシール」を剥がしてみた。
シールを剥がしたところ
こちらは、かなり小さい特殊ネジ。家に工具あったかなぁ…。
特殊ネジ
もう片方も特殊ネジみたいだけど、外側のナットを外すだけで良いみたい。なので、 ラジオペンチで用が済んだ。
特殊ネジその2
工具箱を探して、最初の特殊ネジを外すものが見つかった。トルクスの T-7 の だった。持ってて良かった、特殊工具、だなぁ。
T-7
早速中を開けてみた。鏡のようなディスクが見える。意外とあっさりとした作り なので、少し驚いた。
ハードディスクの中
綺麗なディスクである。この真ん中(写真では既に取った状態)は T-8 、周りの3つは T-6 の工具を使って外した。後からわかったのだけど、磁石を得るのにこの作業は 必要ない。
ディスク
ヘッドに繋がっている部分のネジを2つ外したのだけど、取れる感じがしない。 もう1つのネジは、手持ちの工具じゃ太すぎて回らないし、と考えていて、仕方なく 力技を使うか、と思って、マイナスドライバを突っ込んだら、ポロッと取れた。 どうやら、これが強力磁石で、ネジを外してもくっついていただけのようであった。
強力磁石取り外したとこと
で、磁石が2つ入っているものとばかり思っていたら、1つしか入っていなかった。 ちょっと計算違い。最近の製品はほとんどが2つ入っているらしいので、やはり、 もう少し新しいのを買った方が良かったと、少し後悔。
さらにもう1台のハードディスクも分解して、磁石を取り出した。この2つの磁石が どのぐらい強力なのか、2つをくっつけて、引っぺがしたら、ポロッと土台の 部分から磁石が外れてしまった。恐るべし、強力磁石どうしの力。
外れた磁石
なんだ、取れるのかと、もう片方もペンチでずらしてみたら、取れた。取れたのは 良いのだけど、メッキから取れてしまった。あらら。
メッキが取れた磁石
メッキの下は、結構ざらざらした感じ。このままだと、ざらざら小さな粒が、 ハードディスクのなかで浮遊してハードディスクをダメにしてしまうので、メッキが かかっているのだと思う。結構厚さがあるメッキだった。
磁石2つ
強力磁石、と聞いていたのだけど、期待が大きかったせいか2つをくっつけて実験 したのだけど、「それほどまでも…」と言った感想。しかし、強力なのは確か。
とあるページで、お札が磁気インクを使っているから、強力磁石にくっつく、と 書いてあったので、試してみた。旧札はほとんど反応なし。新札は反応したけど、 くの字に曲げて、角の方を下にして、磁石で釣ってなんとか動く程度。少し、 がっかり。とりあえず、この磁石はマグチューンに使うことにした。結果が楽しみ。

by Tatsuyoshi
since 2003