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ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

木製ベンチを作る1

2019年4月28日

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ベンチ兼プランター置き

玄関横にプランター置きが欲しいなと思っていた。 庭に人が来たときに、いつも椅子が足りないのもあって、ベンチ兼プランター置きを作ろうかと。

人が来たときに使うベンチは、先日 DOD の テキーラベンチレッグを買ったじゃないか、と突っ込まれそうだけど。


材料とサイズ

家に余っている木材を確認すると、1220mm ぐらいのアマゾンジャラ材が余っていた。 ホームセンターに行くと、同じ幅・厚さの8フィートのアマゾンジャラ材が売られていたため、これを1本買って長さ 1200mm で幅が 330mm のベンチにする。
プランターのサイズは 650mm と 450mm なので、2つ載せることができるし。

問題はベンチの足。 置く場所は土の上なので、できれば木材の足は避けたい。 10年近く前に作ったプランター置きの足は、1×1の防腐剤入り木材で作成した。 2年に1回ぐらいキシラデコールを塗り直ししているが、土と触れる場所はかなり腐ってきている。

プランター置きの足

同じ時期に作った WRC の端材で作った椅子は、普段ウッドデッキの上に乗っているため、全く問題ない。

椅子の足

土の上に直接置くのは、かなり厳しい環境のよう。 そのため、今回足はアルミニウムの角柱を使うことにした。 これなら10年そこらで腐ることはないでしょう。

木材を買いに行く前は、このような枠を作って、上に座面であるアマゾンジャラを載せる予定であった。

ベンチ枠

青い木材は 1100mm 長で、外側の黄色い木材は 330mm 長で設計した。 青いところは長くなるため足が揺れないように幅がある1×6で、黄色いところは2枚で挟むため2×4でと考えていた。

しかし、ホームセンターを2軒回ったものの WRC 材が売られていない。 WRC 材は2×4規格なので、サイズが頭の中に入っていて計算しやすかった。
ここで木材の選択肢は SPF 材、防腐材、サーモウッドの3つとなった。 屋外で使うため、SPF 材は除外して、防腐材かサーモウッドか。 防腐材はサイズ規格が2×4と同じなため、上記の考えたまま作成できる。 サーモウッドはサイズが特殊だけど、薬剤を使ってないため安心して使うことができる。 悩んだ末に、サーモウッドを購入することにした。

購入した木材とアルミ材は、以下のもの。

サーモウッド32×132×3640 (12ft)3990円
サーモウッド32×82×1840 (6ft)1350円
アマゾンジャラ20×105×2400 (8ft)2480円
アルミ角パイプ70×70×30005380円

材料を妥協しなかったため、1万円を超えてしまった。 アルミ角パイプは4割ぐらい余るが、これは近々製作予定のウッドデッキの足にする予定。


材料のカット

長尺ものは車に積めないため、ホームセンターで車に積めるよう 2000mm 以下にカットしてもらって庭に持って帰った。 家ではさらに細かいカットを行う。
その前に、材料の変更があったため、枠の造りを変更した。 外から見たときの見栄えもあったため、長い方の板を通すことに。 それと、アマゾンジャラが思ったよりも反っていたため、中の板も2枚にした。

ベンチ枠

これを元に、細かいカットをしていく。 幅が狭い方のサーモウッドは 266mm で6枚切り出して。

サーモウッド

切った材料はアマゾンジャラも含めてキシラデコールを塗る。 キシラデコールは家に余っていたのを使う。

サーモウッド色塗り

キシラデコールの乾燥を待つ間、アルミ角パイプを用意。
アルミ角パイプはホームセンターの切断機で 440mm にカットしていた。 足の高さは調節できるため、それほど長さに対して正確ではなくて良い。

アルミ角パイプ

切りっぱなしでバリが出ていて危ないため、やすりでバリを落とす。

角パイプやすり掛け

キシラデコールの乾燥のため、続きは明日に。

→ 組み立て


by Tatsuyoshi
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