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2011年12月25日

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フィリピンの STX とか

フィリピンの Tricycle
昨日の続きでもあるが、フィリピンのセブに行ってきた。大通りを外れると、 サイドカーを付けた自動二輪車のタクシーの Tricycle が往来していた。その 中で、何度か写真では見たことがあった STX125 が走っていたので、その詳細と YBR125G も見かけたので、その詳細を。 Tricycle の列 Tricycle の列 昨日も書いたが、セブ市の中心部とマクタン島しか見ていないので、マニラ等の 他の都市や地方でも同じ状況かは不明である。
Tricycle の乗り方
フィリピンは右側通行なので、Tricycle の船は右側に付いている。この船側に 4人、運転手の後ろに1人座るのが良くあるスタイルのようなのだけど、運転手の 後ろに2人乗ったり、船の後ろに付いていた荷物置きに2人座っていたりと、 結構何でも有りな感じだった。 走行中の STX125 走行中の STX125 乗ってみたら、思ったよりも乗り心地は悪くなかった。ただし、船側の車輪に ブレーキは付いていないし、そもそも車体のブレーキもドラムブレーキだし、 相当な重さのものを横に付けているのにステアリングダンパーが無いので、見て いるだけで心配になった。
YAMAHA STX125
街で見かけた新しい車両の Tricycle は、ほとんどが BAJAJ CT100 か YAHAMA STX125 だった。つい最近までフィリピンヤマハのページに STX125 が掲載されて いなかったので、不人気のために発売中止になったのではないかと思っていたの だけど、そんなことはなく、Tricycle でバリバリ使われていた。 STX125 Tricycle YAMAHA STX125 Tricycle 路上に STX125 があったので、色々と見てみた。この模様は1つ前のもので、 年代によって模様は3つ、カラーはそれぞれ2色の6つのバージョンがある。 左側のクランクケースカバーは、インドの CRUX などのように FOUR STROKE と 書かれている。また、サイドスタンドは全く意味をなさないので、取り外されて いた。 STX125 左から YAMAHA STX125 Tricycle 左から 運転する人は、サンダルの人が多いためシーソーペダルが付いている。フレームは ダブルクレードルで、エンジン前に補強付きのプレートを溶接して船に接続を している。船側のステーとはネジ止めで切り離しができるようになっていた。 他の STX125 で確認したけど、このステップゴムはオリジナルではないみたいで、 同様にサイドカバーのネジも改造されたもののようである。写真では見づらいけど エンジンオイルのドレインボルトは、エンジン下ではなくステップ側について いた。キャブレタは VM で、カタログを見ると VM20 と書いてあった。VM24 より 2まわり小さいので、性能にどのぐらい影響するのか気になるところ。 STX125 エンジン YAMAHA STX125 Tricycle エンジン エンジン前に違和感があるのは、セルモータが付いていないため。右側クランク ケースカバーの形状は、インド製の YD125 と同じ形状である。中国では4速の エンジンを作っていないと思うし、左側のクランクケースカバー形状やフレーム 形状も含めて、インド製と考えるのが妥当みたいである。 STX125 接続部分 YAMAHA STX125 Tricycle 接続部分 タコメーターはなく、スピードメーターは 140km/h までとなっていた。ブレイス バー付きのハンドルが標準のようである。 STX125 メーター周り YAMAHA STX125 Tricycle メーター周り 同じ場所にあったけど、上記の車両とは別な車両。サイドカバーやステップの ゴムの形状が異なるのが確認できる。運転手の後ろの人が使う足置きを付けて いるのと、スピードメータワイヤーが付いていないようである。 道路状態が良くなく、埃っぽいのでフォークブーツは必需品のように思った。 時々スコールが来て道路が泥だらけになるので、チェーンカバーも欲しいところ。 BAJAJ CT100 にはあるので、ちょっとした短所かな。 STX125 正面から YAMAHA STX125 Tricycle 正面から 上の写真を撮る1時間ぐらい前は、子供たちが Tricycle に乗って遊んでいた。 格好の遊び場所みたいである。 STX125 遊び場所 YAMAHA STX125 Tricycle 遊び場所 STX125 がこんなに走っているとは思っていなかったので、うれしい驚きだった。 STX125 の値段は日本円にして14万円ぐらい。人によっては年収ぐらいの価格に 相当するので、かなり高価なものみたいである。
フィリピンの YBR125G
一方の YBR125G は、STX125 ほどは見かけなかったが、街を1時間ぐらい歩くと 1回は見るぐらい走っていた。フィリピンは道路状態が悪い場所が多く、古い DT125 なんかが現役で走っている。そういった需要に対しての発売のようである。 YBR125G YAMAHA YBR125G 止まっている YBR125G があったので、観察してみた。ナックルガードは標準で 付いてくるようである。サンダルで自動二輪車に乗る人が多いためか、中国版と 違ってシーソーペダルが付いている。 YBR125G 左から YAMAHA YBR125G 左から 後ろから見ると、中国版の YBR125G と変わらない。フィリピンの自動二輪車の ナンバーは、日本でも良くある右上と左上をカットしたような形状で、親近感が ある。 YBR125G 後から YAMAHA YBR125G 後から キャブレタは VM だと思っていたけど、負圧式が付いていた。フィリピンヤマハの ページを見ると、VM っぽいし。 YBR125G フィリピンヤマハのページには、キャブレタは MV28 と書いてあったので、VM の 間違いかとも思っていたけど、MV であっているのかな。28 が口径だとしたら、 大き目の口径ということになる。 YBR125G 右から YAMAHA YBR125G 右から フロントフォークは中国製の証であるナンバープレート取り付け穴と、反射板が 付いている。タイヤは Cheng Shin だったかな。 YBR125G 前から YAMAHA YBR125G 前から フレームの打刻を確認してみた。頭の3文字は 1CL のようである。中国版では えらい長い文字数なんだけど、そんなことは無く。また、中国版にあるような プレートも貼られていなかった。 YBR125G フレーム YAMAHA YBR125G フレーム ライト周りは中国版と同じ。アンダーボーンの車両では、クリアウィンカーが 流行っているみたいだったけど、ウィンカーのレンズはクリアではなかった。 YBR125G ライト YAMAHA YBR125G ライト 時間がそんなに無かったにも関わらず、STX125 だけではなく YBR125G も近くで 見られたので、収穫が大きかった。
なぜこのエンジンか
昨日も触れたが、物価に対してガソリンの値段が非常に高いので、燃費の良い 車両が好まれる。燃費の良いエンジンを搭載している STX125 や YBR125G が発売 されているのは、そういった事情のようである。 これから世界的にも石油の値段があがると予想されるので、このエンジンの更なる 採用があるのではないだろうか。

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