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ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2004年1月18日

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マシン3台の変更

マシン3台の改造などの変更


Dagobah ハードディスクの増設。 先週、160Gのハードディスクを買ってきたので、どのマシンかに装着しようと 考えていたのだけど、うまいこと付けられそうなマシンがなかったので、仕方なく dagobahに付けることにした.。しかし、このマシンでさえ、既に3.5インチベイは 使われているので、フロッピーを抜いてそこに入れるか、空いている5インチベイに 入れるしかない。 とりあえず、フロッピードライブを抜いてハードディスクを差し込んでみたのだが、 ネジ穴がうまくあわない。仕方がないので、5インチベイに取り付けることにしたのだが、 家にあった5→3.5インチ変換マウンタだと、ケース前面に穴が空いているので中が 丸見えになってしまうし、やはりネジ穴の位置が微妙に合わない。 あれこれ考えていたのだが、結局ケース前面にくる部分を取り外して、金属製の マウンタの部分だけにして、ネジ穴の関係から前後逆にしてハードディスクを装着して、 5インチベイに取り付けることにした。ハードディスク、ネジ2本でしか止まって いないけど、大丈夫だろうか…。 で、Win2kの起動。128Gとして認識されてしまった。 128*1024*1024*1024/1000000000≒137G BIOS の問題のようである。とりあえず、レジストリをいじって、再起動してみた。 追加したレジストリの項目は KEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Atapi¥Parameters EnableBigLba で、REG_DWORD として 1 に設定した。すると、149Gとして認識された。 160*1000000000/1024/1024/1024≒149G か。認識しているようなので、biosは問題ないようである。しかし、この無駄な 計算をせずにしてもらいたいよなぁ。とりあえず、フォーマット。フォーマットに 2時間ぐらいかかった気がする(放置していたので、正確な時間は不明)。
Naboo ファンコントローラーの追加。Terminater Tu は、 bios レベルでファンコントローラーを 持っていないため、常に12Vの電圧でファンを回している。 Windows を使用しているの だったら、 SpeedFan というソフトウェアを使えば、電圧を調節することができるのだけど、 今は OpenBSD が入っているので、使えるわけがない。そこで、簡単なファンコントローラーを 付けることにした。 ファンコントローラーといっても、可変ボリウム抵抗を付けるだけのものである。 市販のものを買うことも考えたのだけど、どれも3000円以上してしまうし、妙に電気を 使う設計になっている。なので、可変ボリウム抵抗だけのシンプルなものにして、 回転数や CPU 等の温度は BIOS で確認する。それと、抵抗にかかっている電圧を 調べられるように、2つテスタの棒が入る端子(サトーパーツ TJ-1)をつける。 可変ボリウム抵抗をどこにつけるか考えていたのだが、電圧測定の端子をつもりで あったので、できれば前面につけたい。しかし、空き5インチベイの蓋は、ケースの 構造上フロントパネルと一体化しているので、ケースを開けるときに配線が邪魔に なってしまう。色々考えて、手持ちの部品を色々とやってみたのだけど、うまく いかないので、長めの配線+ギボシを付ける、にして、ケースを開けるとき邪魔に ならないようにすることにした。 まず、ケースファンについている+の赤い線をぶった切って、ギボシをつける。 そこに 50cm ほどのコードを接続して、またギボシをつける。フロントの空きベイの蓋には、 500Ωの可変ボリウム抵抗を取り付けて、さらに抵抗間の電圧を計れるように端子をつけた。 そこから 30cm 程の線を出してギボシを付けた。結局、抵抗前後の配線の総延長は 1.5mぐらいになってしまった。ちょっと長すぎたので、負荷にならないか心配。 実際に電源を入れて使ってみた。ファンは既に静音の NIDEC 製に取り替えてあったので、 それだけでも十分静かなのだが、抵抗を変化させて、抵抗間電圧を2V(=ファン10V)ぐらいに すると、ファンの音が半分ぐらいになる。これだけでも、満足だったのだが、色々と やってみることにした。 ファンの電圧が約7V以下になると、ファンが回らなくなる ただし、一度回ったファンの電圧を下げて行くと、約5Vまでは回っている のようである。結局、抵抗間電圧を 4V(=ファンの電圧8V)にして動作させることにした。 ファンの音はだいぶ静かになって、ハードディスクの音の方がうるさい。このときの ファンの回転数は 1250rpm ほど。12V のときの回転数は 1600rpm なので、回転数だけで 考えると2割ちょっと回転数が落ちたことになる。ケース内の温度も40度以下なので、 とりあえず合格。回り始めに電圧が必要なようなので、おまじないに抵抗の足の間に 100μF の電解コンデンサをつけておいた。
Endor お出かけしてた K6-2のマシン endor が帰ってきたので、DNSサーバにしようと考えた。 実はここ数ヶ月、DNSサーバのマシンとしてEPIAのマシンを組み立てようと考えて いたのだけど、完全ファンレスで作ろうとするとMシリーズ+e音無し、などの 組み合わせになり、結構な値段になってしまう。同じように be silent でも高く なってしまうので、安いノートパソコンにしようかとも考えていたのだけど、 良く考えたらこの endor は ACアダプタのマシンなので、CPUファンさえなんとかすれば ファンレスになるのである。 まずは、マシンのスペックを。GATEWAY の初代 Profile で、CPU はK6-2 400MHz 、 メモリは 160M に増設されており、4.3G ハードディスク、DVDドライブ、フロッピドライブ、 さらにMPEGのエンコーダーがついている。外部入出力は、USB1.1x2、スピーカー、モデム、 さらにPCカードスロット(TYPE2x2)がついている。特徴的なのが形状で、15インチの 液晶ディスプレイの裏側にマザーボードや各種ドライブが張り付いており、入出力に 使用するものやスピーカーは、その土台になる部分についている。発売当時の価格で 25万円ぐらいはしたようなのだが、半年前にその1/10ぐらいの価格で購入した。 このスペックでえらい高かったんだな、と思うが、まぁ当時は液晶ディスプレイの価格が 高かったことを考えると、そんなもんだろう。 で、前述した通り、このマシンの電源がACアダプタなので、なんとか静音マシンに しようと考えた。まず、CPUファンがえらくうるさい音がしていた。取り外して 556 を 吹きかけたら、かなり静かな音になった。油切れだったようである。しばらく回して、 556 がなじんだところで、556 だけではちょっと心配だったので、グリスメイトを 吹き付けた。 CPUファンが静かになったところで、気になった音はハードディスク。2.5インチの ハードディスクなのだが、古いせいかかなりの音がする。ちょうど 64M の CF を 安く買ったで、これをPCカードスロットに入れて OS が起動できないかやってみた。 が、駄目。起動時に読み込みに行ってくれない。Bios が 14.00 だったので、念のため、 US の GATEWAY のサイトから 14.01 をダウンロードして適用してみたのだが、項目は 増えないし駄目。PCカードスロットから起動するのはあきらめる。 次は、手元にあったIDE-CF変換がなんとか入らないか調べてみた。中を分解して、 マザーの裏側とかを見てみたのだけど、このIDEに接続できるようなコネクタがない。 2.5インチ用 HDD の IDE から変換を行うか、2.5インチ用 HDD の IDE-CF変換を買うしか ないようである。さてと、困った。 結局、起動ドライブの件は保留することにした。最悪、network boot にしてしまおうと 思っている。このマシンに付いている 3com のネットワークデバイスは、network boot に 対応しているみたいだし。 次は、CPU ファンを外してみることを考えてみる。このマシンに付いている K6-2 の マーキングを見ると、AFQ であった。AFR であれば、消費電力が AFQ よりも少ないので、 残念だったのだが、でも 13W ちょっと、最大で 22W ちょっとぐらいのようである。 今のCPUに比べるとかなり少ない消費電力である。このマシンには大きなヒートシンクと 5V 0.09A の小さな CPUファンがついているので、CPUクロックを下げて、CPUファンを 取り外してしまおうと考えた。色々考えた結果、300MHz の動作とさせて、CPUファンを 外してみた。 この状態で superπ の104万桁を実行してみたのだが、13分39秒 で完走して、 ヒートシンクも手で触れないほどには熱くならなかった。ただし、これは裏のカバーを 外した状態で行ったので、裏のカバーを付けた状態で夏だと、少し厳しいかもしれない。 今日はここで時間切れ。話は変わるが GATEWAY のマシンを触っているといつも思うことが ある。もの凄くシールド(静電遮蔽)に気を使っているのである。5mm の隙間もできない ほどのシールドを施しているのには、いつも感心する。家にある P6-200 や P5-200 も 空き5インチベイはきっちりとシールドされているし、あそこまでやると気持ち良い ぐらいである。

by Tatsuyoshi
since 2003