logo
code:Haemophilus influenzae

ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2008年8月31日

戻る


ツーリング
北海道にツーリングで1ヶ月ほど行ってくる。
1999 バイクで北海道
2000 小笠原
2001 イギリス
2002 原付で北海道
2003 原付で北海道
2004 原付で北海道
2005 車で北海道
2006 オーストラリア
2007 イギリス
と、3年ぶりの北海道、さらにバイクで行くのは9年振り。
原付ではメットインなんかがあって、収納性が良かったのだけど、今回はバイク。 新しいシートバッグを買うことにした。
8月10日に大き目のバッグをまとめたのだけど、 RS タイチの防水のものは廃盤で、探してみたけどやっぱり買えなかった。 MOTO FIZZ のものは、使っている人が多く、便利さも知っているが、ここはあえて、 別なものにしてみよう、と GOLDWIN の ツーリングリアキャスターバッグ88 GSM17703 を買った。 手元に届いたので、早速レビュー。

本体


見た感じ
見た感じは、意外と高さがあって、幅がないな、という感じ。 それと、前部分がやわらなか曲線になっていて、どういう意味があるんだろう、と思った。

本体前側

買う前は、裏の写真がどこにもなくて心配していたのだけど、 裏は思ったよりも平らで、シートではなくキャリアに載せても問題なさそうである。
車輪の位置も、一番外側に付いていて、転がすときの不安定な感じは押さえられているようである。

本体裏

本体上部に付くリュックは、頼りない感じなのと、リュックとしては長さがあるのと。 これはあえてリュックにする必要もなかったのかも。

リュック


付属品
付属品は、車体に取り付けるときの固定ベルトと、レインカバーのみ。 MOTO FIZZ のものは、バッグが無いとき固定ベルトをなくさないように接続する接続バックル、 マットなんかを括るためのホルダーベルト、 それとセフティーベルトにショルダーベルトが付いてくる。
比べちゃ駄目だろうけど、ちょっと寂しい感じがする。

固定ベルト



リュック分離
上部のリュックは、チャックで接続されている。 最初、どの部分かわからなくて、上の気室を広げるときのチャックを開けてしまった。 さらに、このチャックが結構最初が止め辛く、1周させようとしても、 途中どこかで必ず引っ掛かってしまう。
改善の余地ありだと思う。

接続部分

説明書きを見ると、「上下気質連結」と書いてあるし。 隣はちゃんと、下部気室単体、とあるので、完全に間違いなのでしょう。 この辺が、中国製なのかな、と思わせるところ。

ミスプリント

上と横を空けたところ。 構造的に、底の部分と前・後にプラスチックのような固い板が入っていることがわかる。

本体

気室が連結できるように、リュックの背中側は開くようになっている。 表側も開くので、両方開いた状態だと、一体なんなのか良くわからなくなる。 そして、この構造のせいで、リュックのペラペラ感を生み出しているのだと思う。

リュック



サイドアクセス
最初上からしか荷物の出し入れができないのでは、と心配していたのだけど、 左右からのアクセスができる。 荷物の取り出しに非常に便利だけど、満載していた場合は、 空けた瞬間に雪崩のように荷物が出てこないか少し心配である。
なんだか、こう見ると、犬用のお出かけカバンのように見える。

サイドアクセス


取っ手

転がすときに使う取っ手は、折りたたみ式。 きちんとボタンが付いているロック機構をもっており、思ったよりもしっかりしていた。
取っ手

本体を転がせない場所では、左右に付いた持ち手を使って運ぶ。 この部分がちょっとしょぼい。 重いものを持ったら、すぐに手が痛くなりそうだし、縫製も頼りない。 転がすことが前提だからかもしれないが、ここはしっかり作って欲しかった。

持ち手


接続部分
車体からの固定ベルトを引っ掛ける D カン部分は、プラスチック製。 固定ベルトもプラスチック製なんだけど、 個人的にはあまりプラスチックを信用していないので、少し心配。 出来れば、金属製を使って欲しかった。
車体からの固定ベルトを止める箇所は、表裏それぞれ4つ。 上側と下側、どちらかに止めれば良いみたいである。

D カン部分


感想
装着もせずに、見ただけで、大きな不満点が2つ。

1、気室を1つにできなくて良いので、リュックをもう少ししっかりして欲しい
上下の気室を一緒にできたりして、色々な仕掛けがあるのは良いと思うが、 その影響でリュックがぺらぺらでチャックだらけになってしまっている。 どのチャックをどう使うか、迷ってしまうほどだし、コストもあがるだろうから、 気室を1つにするという機能は、あえて必要ないと思う。さらに言えば、 リュックも必要ないんじゃないか、と思う。どうしても必要な人は、 薄手のリュックをバッグの中に入れていくこともできるし。

2、持つときに、肩から掛けられるようにして欲しい
フェリーや階段など、どうしてもキャスターとして使えない場面がある。 このとき、両手を使ってバッグを持ち上げて移動するのと、 肩から掛けて両手が開くのとでは、かなり機動性が違う。 できれば、肩から掛けられるように、ショルダーベルトとフックをつけて欲しい。

キャスターがあってこそのバッグなので、構造的に仕方ない部分もあるかも しれないけど、とりあえず書いてみた。 使ってみると、また変わるかもしれないので、ツーリングから戻ってきたら、 また感想なんかを書いてみたいと思う。

→ 装着
→ 使ってみて


by Tatsuyoshi
since 2003