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ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2011年6月23日 MZK-W300NH2TX の中身

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買ってきた
秋葉原を歩いていたら、IEEE802.11n 対応のルータが USB のアダプタ付きで、 2500円を切っていた。隣の部屋の LAN ケーブルが邪魔だったし、一時的に PC の 移動をしないといけないかもしれないので、何も考えずに手に取ってしまった。 いつもなら、少しは調べてから買うのだけど、今回は安さに釣られた形。 茶箱入りで、MZK-W300NH2 に GW-US300MiniS が付属したもの。 MZK-W300NH2 GW-US300MiniS 製品としては2年前のもので、11n がドラフトだった頃の製品。USB アダプタも 今の製品に比べるとかなり大きい。とりあえず、透視してみることにした。

外観と付属品
箱を開けてみた。外観はすっきりとした感じで、悪い印象はない。底部に回転式の 足があって、シンプルだけどしっかりしていた。
外観
裏側も、シンプルな感じ。上から Router<->AP 切り替えスイッチ、WPS ボタン、 LAN 側の口4つ、WAN 側の口1つ、AC アダプタのジャック、Reset ボタン、と 並んでいる。WAN 側の口には Internet と書いてあるのはどうかな、と思う。
同梱品
付属品に短い USB 延長ケーブルが付いて。USB の無線 LAN アダプタを垂直に する必要があるためだろうか。付属品は以下のもの。 LAN ケーブル USB 延長ケーブル AC アダプタ GW-US300MiniS ドライバ CD 2枚 簡単な説明書2つ あまり色々物が付いていても使わないものが多いし、このぐらいがちょうど良いと 思う。
本体
AC アダプタは、最近の製品と比べると少し大きいぐらい。横挿しの高さがある ものなので、横に口が並んだタップだと使いづらいもの。

開けてみた
さっそく開けてみた。想像よりも部品点数は少なかった。
基板
基板裏の実装は全く無く、見るだけ無駄なものだった。アンテナ部分が本体に 留められているので、こんな形になってしまう。
基板裏
基板上に JP1 と書いてある部分があった。気になったのでちょっと調べたら、 やっぱりシリアル接続用みたい。
JP1
おかしなテープを剥がしてみた。テープの下には CPU があったので、放熱用の テープみたいである。大きなチップの詳細は。 CPU Ralink RT3052F SDRAM ESMT M12L64164A (8MB) ×2 Flash MX 29LV320DBT1 (4MB) こんな感じ。この辺の容量って、ここ数年そんなに変わっていない気がする。 CPU 内に包含しても良いんじゃないかなって思うけど、熱が問題なのでしょう。
CPU 周り
アンテナが2本で 300Mbps 出るので、帯域は 40MHz っぽい。それにしても、 アンテナがしょぼいし、本来ならシールドする部分がオープンになっているし。 外部からのノイズとか、スプリアス発射とか、色々心配。
高周波部分
一通り見たので、そっと蓋をした。

やっぱり
中を見てみて思ったのは、値段なりだな、ということ。CPU の放熱部分とか、 高周波部分のノイズ対策とか、アンテナとか。こういう部分って、開けないと わからないので、買う前にはわからないことが多いので困る。 とりあえず、しばらく使ってみて、どんなもんか様子をみる予定。

by Tatsuyoshi
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